練習

練習してます。

あっという間に東京の毎日の感染者数が2,000人を超えました。自分の直近では感染した方はいないものの、職場では、同じビルの中で感染者がでたというメールが何度も流れ、知人からは「亡くなった方が複数いるがお別れもできないのがとてもつらい」と聞かされる昨今。私もライブをできる状況ではなくなってきました。

音楽を生業としている方は無観客配信ライブがかなり一般的になってきています。実際、家でくつろぎながら聴く音楽も楽しいものではあります。オペラなど、演者の数も多く舞台上でのディスタンスも守りにくい音楽はどのようになっていくのか、とても不安です。

私がいまできることは研鑽することかな、ということで練習を必死でしています。煮詰まってしまうときもありますが、練習ができる環境であること自体を感謝しています。

みなさまも元気にお過ごしになりますように。心からお祈りします。

無観客無料配信ライブを実施しました

12/15、初の無観客ライブを行いました。実施前に急遽無料配信が決定し、トータルで16名の方に見ていただきました。楽しんでいただけたならよいのですが。

完全な無観客は初めての体験で、かなり緊張し、いままでにない汗だくのライブになってしまいました。でも、聴いていただけて嬉しかったです!また無料配信をすることもあるかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

11/25、よろしくおねがいします!

また時間があいてしまいました。最近は歌謡曲のカバーを中心にお届けしてきたライブですが、11月は初心に戻って、自作曲と、好きな70年代後半の欧米曲を歌わせていただいています。昨年5月のファーストライブ以来、久しぶりに歌う曲もあります。聴いていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくおねがいします。

曲ができるまで

まずメロディーをつくります。これは特にきっかけもなく、作ろうと思って、心に思い浮かぶメロディーをスマホの楽譜ソフトに入力していきます。メロディーが完成すると、自分が歌いやすい音域に変換します。ソフトで作曲して楽なのはそういうところですね。

それからベース音をつけます。そして歌詞をつくります。私の場合、歌詞をつくる工程が一番苦労します。メロディーに対してつけたい歌詞が頭にうかんでくるのですが、だいたい、8ページもののセリフのないマンガのような形でうかんでくるので、言葉に起こすのが大変なのです。

さて、そこまでできると編曲の先生に見ていただきます。コードをつけていただきながら、ベース音やメロディにアドバイスをいただきます。「こうしたほうが自然」「このほうが強調できる」など、編曲家さんはテクニカルなことを含めていろいろな角度からアドバイスを下さいます。言われると迷いますが、迷ったときは自分の直感を信じてそれを主張します。自分の曲なので正解を知っているのは自分だけのはず、と思うので、ここは自身を持っていきます。

ここの作業の間、私にとっては水が上から下に流れるがごとく自然なのに、他人から見るとそうでもないのだ、ということがわかっておもしろかったりします。

さて、コードをつけてもらうと、今度はそれをベースに自分で伴奏をつくります。私の場合はだいたいピアノの伴奏にしています。それ以外にあまり知識がないからなのですけれど、今度は別の楽器にもチャレンジしてみたいと思っています。絶対勉強しなければいけないと思っているのはドラムスです。ドラムを演奏しようと思うと、Wii Musicですら手足が自在に動かせなくて断念してしまった私ですが、ソフトのいいところは入力すればそのとおりに演奏してくれるところです。ここは頑張ろうと思っていることのひとつです。

同じ事務所の他のシンガーさんによっては、このあと、編曲の先生から実際にmidiで打ち込みをしてオケをつくるエンジニアさんに楽譜がわたったりするようです。私の場合は、最初の曲のオケを自分でつくったこともあって、自分でつくるように言われます。お願いすれば作ってもらえるのだと思いますが、やはり自分の曲、自分でつくりたくなってしまうものです。

そうやってスマホで打ち込んだオケのmidi音源を、今度はPCでwavに変えます。そして、ちょこちょこいじって、テンポ調整、強弱調整などをします。これは私はまだ技術的にできてないところで、どうしてもオケが平坦になってしまいます。いずれこのテクニックも磨きたいところですが、まずは自作の曲をもっともっとつくっていきたいと思っています。

オケができたら、あとは歌の練習あるのみです。実家のピアノ室にカラオケセットを持ち込んで、スマホにDLしたwavの音をききながら、マイクを持ってうたいます。マイクで歌っている声もちゃんと自分の耳にはいってくるのですが、どうしてもマイクを通さない地声を聴いてしまって、大きい声になってしまうところが問題です。実家にいないときはヤマノミュージックサロンのレッスン室をとります。マイクがあるお部屋のときは、CDを持ち込んでCDをならしながらマイクに向かってうたいます。このときが一番いいコンディションで練習できます。マイクがないお部屋のときはスマホのwavオケをヘッドフォンで聴きながらうたいます。そうすると自分の声が聞こえないので、やっぱり大声になってしまいます。

自分の曲も人の曲も、完成することは絶対にありません。歌をうたい続けていられる限り、ずっと練習していくことには間違いありません。

そんなふうに練習している私ですが、皆さんに聴いていただけたら、そして皆さんの気持ちの中になにか残るものがあれば、幸せです。どうかライブに遊びにいらしてくださいね。

久々のレッスンは楽しかったです

もう半年ぐらいぶりにレッスンを受けました。めちゃくちゃ楽しかったです。「全然だめっていってたかわりには大丈夫だったよ」と先生におすみつきをいただいたので、この勢いで9/30のライブを頑張りたいと思います。

7月のライブは少し物語気味にして、日本の古いヒット曲などをメインに演奏し、PAさんからも「めずらしいですね」と言われました。9月はまた初心に帰ってキリスト教系で心をこめてうたってみたいと思っています。どうぞよろしくおねがいします。

7月、ライブします

はい。タイトルのとおりです。7月16日(木)から、再始動します!いま、セットリストを考えたり、共演者さんとのコラボの練習を始めたり、ワクワクしています。

どうぞ、遊びにいらしてください!

安全第一

解除されましたね、緊急事態宣言。

とはいえ、ウイルスが撲滅されたわけでもなく、ワクチンができたわけでもなく、”with coronavirus” でやっていくしかないわけで、夜景の中で赤一色のイルミネーションにはやっぱりショックを受けていたりします。

ブログもおろそかになってしまっていますが、音楽活動をあきらめたり休止したりしているわけではありません。作曲したり、発声練習したり、ということで過ごしています。職場はありがたいことに完全テレワークなので、緊急事態宣言が出されて以来実家で過ごしています。ピアノは使えるし、防音もされているので発声練習もいつでもできるし、いいこともあります。出かけるのはせいぜい徒歩20分圏内の駅までで、行くスーパーなども限られているので、毎日「デジャブおやつ」を食べています(前日とほぼ変わらない内容のおやつ)。おやつのようなささいなことでも、新しい刺激を欲しがってしまいます。それでもやっぱり一番の関心は「安全」。スーパーに行くときも、手袋とマスクを欠かさず、売り場ではちょっとでも目新しいものを見つけようと努力しています。

今の状況がかわってライブハウスで皆様にお会いできるときに、少しでも進化していられるように。日々を重ねていきたいと思います。

皆様もどうぞ、安全にお過ごしください。

はなれて奏でよう~Tomorrow’s ahead

西下航平さんのプロジェクトで「はなれて奏でよう」というものがあります。これは、西下さんが作曲し編曲した楽譜をホームページで公開し、その楽譜を様々なミュージシャンが演奏するというものです。いろいろな楽器をつかってリモートで共演が行われ、その映像が公式ホームページに掲載されています。

私も、ピアニスト平野裕樹子さんのピアノ伴奏にあわせてボーカル譜を歌わせていただきました。Tomorrow’s a headというタイトルにあわせて、明日は必ずくる、そしてそこは今の苦しみ、辛さから解放された世界だ、という思いをこめて歌詞をつくり、それにのせて歌わせていただきました。

まだまだ拙い歌ではありますが、平野さんの美しい伴奏にあわせて、聴いていただけると大変嬉しく思います。

文化とは豊かな時代の贅沢ではない

4月はすべてのライブ活動を休止しました。ライブに出演するときは毎回、セットリストを決めて音源を作成して何度も聴いて練習して、というプロセスがあります。これは何をしていても常に頭のどこかにあり、そのことを考えていないときは正直ありません。3月の演奏が終わった後はそのプロセスがなくなり、昨年ライブ活動を始めて以来の、私にとって異常な日常を過ごしています。

自分が出演させていただいた素敵なライブハウスも、大好きで通い詰めていたライブハウスも続々と廃業が決まっています。今回から復帰するはずの合唱団の練習も2か月続けてキャンセルとなり、再開の見込みもたっていません。TVをつければコロナの情報や家でできることの紹介や古い番組のリバイバル。TVの中の人たちもリモートでの出演となり、家にひきこもっているだけでも、かつての日常が遠くなっていることをひしひしと感じざるを得ません。

音楽について、ベテランの社会構成員のひとりである自分、少しずつ経験を積ませていただいてきている楽団員のひとりである自分、そして駆け出しのシンガーソングライターである自分に何ができるのかと、改めて自問自答して鬱々とする日々を過ごしていました。そんな中、今日、楽団の指揮者から団員全員へのメッセージが届きました。それはこんな言葉で締めくくられていました。

『最後に、ドイツのグリュッターズ文化大臣が早々とアーティスト支援策を打ち出した時の言葉を・・・・ 「文化とは豊かな時代の贅沢ではない」 』

その言葉を読んだだけで、少し心に光明が差しました。文化を途絶えさせるとしたら、それは他人や状況でなく自分なのだと思いました。これは過去の偉人の言葉ではなく、今同じ時間を、同じ苦悩をかかえて戦っているひとの言葉です。この言葉を忘れずに日々を過ごしていきたいと思います。

乗り切りましょう、、、

お元気ですか?

私は風邪をひいてしまいました。COVID-19ではありません。咳がでる程度なのですが、緊急事態宣言があったこともあり、予定していたライブの出演をキャンセルさせていただきました。

通常、この程度の風邪をひいた場合は本番まで安静に過ごし、喉をよくあたためて事前に十分な発声をし、お客様に唾が飛んだりしないようにきをつけて本番に臨みます。が、いまの状況のなか、本当にそれでいいのか悩んだ末、出演辞退という結果に至りました。ふがいのないことです。

ライブハウスは、実際にクラスタの発生源になったこともあり、極端に影響を受けているセクターのひとつです。私のところにも、よくしていただいたライブハウスから閉店のお知らせが届いたりしています。一方で、オーディエンスは「ライブ自体がキャンセル」「感染拡大防止のため自粛」で「ライブに行けなくてつらい」とツイッターでぼやくような日々を過ごしています。

どうしたらいいのか、私にもわかりません。一度閉店してしまったライブハウスはCOVIT-19が終息してももう戻りません。野田秀樹さんのおっしゃった「劇場の灯を消してはならない」という言葉は、私たちシンガーソングライターにも重くのしかかっています。閉店してしまったお店のエンジニアさんと「大変だったね」と笑いあえる日はもう二度ときません。本当に悲しいことです。

COVOD-19が発生した原因はわかりません。でも今回のことは、仮に戦争で生物兵器が使われてしまったら世界がどんなことになるかのケーススタディにもなっていると思います。攻撃した相手国だけじゃなく世界にそのダメージが拡がるわけです、、、でも止めないのでしょうね、生物兵器の開発。ワクチンを同時に作るのが普通なので、そのワクチンを世界中の非敵対国に売れば丸儲けになりますもんね。何故私たちはこんな道を進んでいるのでしょう。私にできることってなんでしょう。自問自答するばかりです。

皆さまが安全に、健康にお過ごしになれるよう、心から祈っています。